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――桃花さんは本名で顔を出して、TwitterやInstagramなどでも発信していますが、その理由は何でしょうか。

横井 最初に息子を産むことを決めた時に、隠す存在にはしないようにしようと決めていました。SNSでも包み隠さずに全てをさらけ出していました。

 15歳で産んだ母親だからって好奇な目で見られたくなかったし、10代でも一生懸命子どもを育てることができるって知ってほしくて。子どもにもそれを負い目に感じてほしくなかったので、周りにもオープンに話しています。

 

 私がSNSなどで発信していくことで、自分と同じような経験をした子や、これから同じような経験をしてしまう子たちに、何か伝えていけたらなと思っています。

学生の子たちには、妊娠した時にはどうなるのかをちゃんと考えてほしい

――いろいろな経験をした桃花さんが今伝えたいことは何でしょうか。

横井 私と同じような状況の子には、「一人じゃないよ。周りに甘えてもいいんだよ」って伝えたいですね。一人の母親として、周りに助けを求めながら、一生懸命子どもを育てて欲しいなと思います。産む産まないという選択は、正解があることではないと思うので、産まないという責任の取り方も一つだと思います。  

 

 今、学生の子たちには、しっかり考えた上で行動をしてほしいです。そういう行為をする前に「もし妊娠した時にはどうなるのか」ってことを一度考えてみてください。私自身、彼には「いろいろ真剣に考えてる? もしできちゃった時どうするか考えてから行動しなよ」って言っていました。そしたら「大丈夫。大丈夫」って。「その言葉責任もってね」って言っていましたけど、結局こういうことになってしまって。

 やっぱり小さいうちから性教育をしていくのが大事だなと思いました。子どもができないように避妊する大切さを教えるのはもちろんですが、万が一子どもができた時に、どうなるのか、中絶って何なのか、出産するにはどのくらいお金がかかるのか、子育てってどうやるのかって言う部分はあまり現実的に教えていないと思うので。そういう性教育をすることで、男女ともにより身近に考えて行動できるんじゃないかと思います。

 

 産むのは女性ですが、子どもを作るのはお互いなので、男性にももっと自分ごとに考えてほしいです。女性だけが抱える問題ではなく、お互いが真剣に考えなければいけないし、いろんな責任の取り方があると思います。育てられないのであれば、養育費を払ったり、認知するなどして、少しでもサポートする方が増えてくれたら嬉しいですね。女性が一人で育てることは本当に大変なことなので。

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