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Aちゃんは帰れず、あびるへの態度に変化も…

 引渡し当日、あびるが弁護士と共に向かうと、「Aが泣いて嫌がっているので引き渡せない」と才賀は拒否。その後、あびるは直接強制執行、間接強制執行などあらゆる手を尽くしたものの、現在もAちゃんはあびるの元に帰っておらず、「実効支配」のような形で才賀と事実婚の関係にあるフリーライターの絵莉さんと3人で同居している。

 それだけではない。才賀が抗告した前後から、Aちゃんのあびるへの態度に変化が見られていた。呼び方が「ママ」から「優ちゃん」へと変わり、家裁の調査官に対して「ママじゃないから。優ちゃん。人間でもないし。動物だよ」などという発言までするようになったという。

 Aちゃんのあびるへの態度は短期間になぜここまで変わってしまったのか。

 あびるが受け取った家裁の調査官による報告書ではこう指摘されている。

〈(才賀による)強力な刷り込みがあったものと推察される〉

 間接強制執行を審判した家裁の文書にも、〈未成年者(※Aちゃん)が債権者(※あびる)に対して拒否的な感情を抱くに至ったのは、債務者(※才賀)の影響を受けたことによることが明らかである〉と記されている。

 さらに家裁は、Aちゃんの引渡しに応じない才賀について、〈ブログ等において、親権者が変更されたことを秘したまま、シングルファーザーであることを世間にアピールしている状況も考慮すると、債務者は、現状維持を図って〉いるとも厳しく断じている。

 あびるは言う。

「最後に会ったのは今年3月。それ以降は会っていません。私と会って精神的に不安定になってしまったら申し訳なくて……。でも一緒に暮らしたい想いは変わりません」

あびると面会した時のAちゃん(右)

 才賀には現在、あびるが2021年11月に申し立てて認められた間接強制執行(※子どもを引き渡さない場合、金銭の支払いを求めることで間接的に子どもの引渡しを強制するというもの)によって22年1月に家裁から「引渡しをしない場合、1日あたり4万円を支払うこと」という命令が下っている。しかし、「今に至るまで一切支払われていません」(あびる)。

 才賀に取材を申し込んだところ、「回答は控えさせていただきます」と回答した。

 あびるがAちゃんの親権を失ってまで才賀と離婚したかった理由、壮絶なモラハラ・DV疑惑、家裁の調査官が指摘した才賀によるAちゃんへの〈強力な刷り込み〉の実態、そして現在も才賀による“違法連れ去り”状態が続いている理由などを動画と共に詳しく報じた記事は、7月20日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および7月21日(木)発売の「週刊文春」に掲載している。

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