2/2ページ目
この記事を1ページ目から読む
「おかげで小笠原は、今年がダメでもまだ来年があります」
成績不振にあえぐ2人だが、実は小笠原と青柳には、明暗を分ける決定的な違いがある。
「青柳は阪神からの評価が低かったことで“脱トラ”を熱望し、メジャー移籍にあたっても『どこの球団でもいい』という姿勢で臨んだ。その結果、マイナーでの単年契約しかオファーがありませんでした」(MLB関係者)
一方で小笠原も「どの球団でもいい」という姿勢は同様だったというが、
「違っていたのはあくまで『メジャーで複数年契約』を結べる球団を探していたこと。結果的に2年契約を提示したナショナルズ入りを決めた。小笠原は22年から米大手マネジメント会社と代理人契約を交しており、ミーティングを重ねてきた。それが好条件の契約締結に繋がったのです。おかげで小笠原は、今年がダメでもまだ来年があります」(同前)
契約では小笠原に軍配。次は結果をもぎ取れるか。
