Q 血糖値をどうコントロールすればいいの?
A 日本糖尿病学会が定める、血糖正常化の目標値は「HbA1c6.0%未満」。だが個人的には7%で十分だ。
Q ちょっとゆるい!
A HbA1cがあまりにも低いと、低血糖や心筋梗塞、心不全などの心血管イベントが増える。その人に見合った血糖値があるから、主治医によく相談しよう。
Q 結論、オイラの血糖値は下げなくていいの?
A それは高齢者の話だと思ったほうがいい。オジ記者は糖尿病薬の治療を継続したほうがいいだろう。
Q お医者さんに相談だ。
A 中高年はとにかく糖尿病の発症を遅らせる、高齢者は血糖値の変動を少なくする。これが糖尿病からの認知症を防ぐポイントだ。まずは生活習慣から改善していこう。
Q 食習慣はどうすれば?
A ケーキやドーナツなど、砂糖がたくさん入っている食品を控えなさい。夏バテ対策で栄養ドリンクを飲む人が多いけど、糖分とカフェインが多く入っているからオススメできない。
Q やはり水がよい?
A 水や番茶、カフェインのない麦茶が推奨される。夏は脱水症にも注意だ。血がドロドロになると、血糖値も上がりやすく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクだ。
Q ショック……。仕方ないから唐揚げでも食べるか。
A 揚げ物も糖質と塩分が高いからダメ。お酒も進んで血糖値が上がる原因だ。
Q 夏は冷たい麺類が食べたいけど、やはりNG?
A そうめんやそばだけの食事はダメ。オススメは冷しゃぶキムチそうめん。しゃぶしゃぶ用の豚肉を茹でて冷やして、キムチやちぎったレタスとともにそうめんに添えよう。レタスが血糖値の急上昇を抑えてくれて食物繊維も摂取できる。
Q この夏は自分を甘やかさないように薬を飲んで食生活を整えます!
A その意気だ。でも薬の使用はくれぐれも注意してほしい。次回は薬と認知症の関係にさらにフォーカスするゾ。
イラスト=ポートレーターmiki
◆内野勝行院長/脳神経内科医。2015年に「金町駅前脳神経内科」を開院以来、認知症やMCI(軽度認知障害)の患者、のべ1万人以上を診察。認知症外来専門医として認知症予防にも注力。「認知症や糖尿病は将来の家族の負担を考えて早めの対処を」と訴えている。
連載18回分を公開中
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