【方言における「東西の境界線」はどこだ】

【方言における「東西の境界線」はどこだ】

山梨で関西方言を使う地域があるワケ|方言はどうやって生まれるのか|標準語とは何語だ?|ことばの変化は「合理的」|「塩の道」が方言を運んだ

大西 拓一郎 国立国語研究所
ライフ 社会 教育 歴史

〈番組概要〉
 1つのテーマを分かりやすく読み解く「+RONTEN」。今回のゲストは、国立国語研究所 教授の大西拓一郎さんです。
 東北弁、名古屋弁、関西弁……日本のさまざまな地域において使われる「方言」。世界のなかでも日本は古くから方言研究が盛んにおこなわれており、奈良時代には既にことばに地域差があることも認識されていたと言われています。
 ことばにおける東西の境界線はどこなのか。方言はどのようにして生まれるのか。イメージとは違う地域で使われている方言とはーー? 長年日本の方言研究を牽引してきた大西拓一郎さんに、日本の方言の‟謎”を教えていただきます。

〈ゲスト〉
・大西拓一郎|国立国語研究所 教授
1963年大阪府生まれ。東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科修了。専門は方言学・言語地理学。東北大学、慶應義塾大学、東京外国語大学などで言語地理学を講義。主な著書に『現代方言の世界』、『ことばの地理学 方言はなぜそこにあるのか』、『方言はなぜ存在するのか ことばの変化と地理空間』など。

〈MC〉
・近藤さや香|フリーアナウンサー
1984年、愛知県出身。幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。2009年から2012年まで、アイドルグループ・SDN48の一期生として活動。2016年より、FMヨコハマ「Lovely Day♡」(月〜木9時〜12時)でラジオパーソナリティを務める。プライベートでは一児の母。(衣装:Kitamura)

source : 文藝春秋 PLUS動画

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