【窪塚洋介も傾倒した「縄文」の思想とは】

【窪塚洋介も傾倒した「縄文」の思想とは】

(前編)岡本太郎を熱狂させた「日本古代文化展」|上流=詫び寂び文化に対抗した縄文文化|オーガニックと皇国史観を接続した太田竜|参政党は出るべくして出てきた【中島岳志】

中島 岳志 政治学者
山下 覚 文藝春秋PLUS編集部
ニュース 社会 政治 昭和史

〈番組概要〉
 独自の視点で歴史を紐解く「+HISTORY」。今回のゲストは政治学者の中島岳志さんです。
 中島さんは6月に太田出版から『縄文 革命とナショナリズム』を出されました。これは縄文時代そのものについての本……ではなく、戦後日本において縄文がどのように捉えられ、語り直されてきたかを丹念にたどった一冊になっています。前編ではこちらの本の内容とともに、躍進する参政党に至るまで続く「縄文の思想の系譜」について掘り下げて伺っていきます。

〈ゲスト〉
・中島岳志|政治学者
1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻する。京都大学大学院博士課程修了。2005(平成17)年、『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』で、大佛次郎論壇賞とアジア・太平洋賞大賞受賞。京都大学人文科学研究所研修員、ハーバード大学南アジア研究所客員研究員、北海道大学公共政策大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。

〈MC〉
・山下覚 |文藝春秋PLUS編集部
1989年、東京都杉並区出身。慶應義塾大学商学部商学科卒業後、2012年4月にダイヤモンド社入社。書籍編集、広告営業に従事し、2019年4月に文藝春秋に中途入社。ノンフィクション出版部、月刊「文藝春秋」編集部を経て現職。趣味はブラジリアン柔術。

source : 文藝春秋

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