夏宵のはじめてひとり暮らしした頃のこころでゆく定食屋
孤高なるさるすべりしか愛せない。そんな気持ちに夜風があたる
午睡から醒めて日暮れの早まりに気づく脳裡の鳥群れる木よ
クイックル・ワイパーだけで済ます日々のいちおう濡拭きと乾拭きとある
低く飛ぶつばめに膝を狙われてわずかにわかる戦場のこと
汗だくで、だけど両手は塞がれて パイプユニッシュ購(か)わなきゃ良かった
ナチュラルにお湯の出てくる夏蛇口 聖地のような手柄杓でいく
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source : 文藝春秋 2024年10月号