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「お答えする必要はない」

 河瀬監督は「週刊文春」の取材に対し、事実関係を否定はせず、次のように回答した。

「3年前に既に、当事者間、および河瀬組内において解決をしていることでございます。当事者同士、および組のスタッフが問題にしていない出来事についての取材に対して、お答えする必要はないと考えます」

女優としても映画に出演している

 女優への性加害など、映画業界内のハラスメントが告発されていることを受け、是枝裕和氏、西川美和氏ら「映画監督有志」は3月18日、「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」と題する声明を発表。そこでは、

「映画監督は個々の能力や性格に関わらず、他者を演出するという性質上、そこには潜在的な暴力性を孕み、強い権力を背景にした加害を容易に可能にする立場にあることを強く自覚しなくてはなりません。だからこそ、映画監督はその暴力性を常に意識し、俳優やスタッフに対し最大限の配慮をし、抑制しなくてはならず、その地位を濫用し、他者を不当にコントロールすべきではありません」

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 などとしている。

 河瀬監督の演出手法や事件の詳細など、詳しくは4月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および4月28日(木)発売の「週刊文春」で報じている。

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