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《帯広殺人事件》「関係に疲れてしまった」泥沼W不倫の加害エリート教師に“女性のウワサ”が絶えなかったワケ「彼の結婚相手は別の女性かと…」

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片桐容疑者が供述する“身勝手すぎる殺害動機”

「警察の調べに対し、野球部の試合が終わった5月29日夜に宮田さんと球場付近で会い『別れ話になった』と語っています。その後2人は分かれたが、翌30日午前3時半頃に宮田さんが片桐容疑者の自宅に車で向かった。片桐容疑者は宮田さんの車に乗り込み移動した後、『シートベルトで首を絞めて殺した』といいます」

 あたりがまだ暗闇に包まれていた未明。宮田さんはなぜ片桐容疑者の自宅を訪れたのか。片桐容疑者は宮田さんを殺害した動機について、「別れ話でもめてしまい関係に疲れてしまった」とも話しているという。

遺体遺棄現場には花束が手向けられている ©文藝春秋

 身勝手な理由で不倫相手に手をかけた片桐容疑者。だが周囲の人々が語るその人柄は一様に好印象だ。小学校の同級生は「幼少期から男女問わず人気者だった」と証言する。

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「片桐とは小学校低学年の時はよく一緒に遊んでいました。みんなで部屋に籠って『ロックマンエックス』などのゲームを楽しんでいたんですけど、高学年になって片桐が野球を始めると疎遠になってしまいました。

 確か、朱璃という名前からあだ名は『しゅっこ』。顔も悪くなくてスポーツ万能、頭も良いので女子からも人気でした」

片桐容疑者の自宅。宮田さんの死体を遺棄した翌日も片桐容疑者は自宅から勤務先の高校へ通常通り通っていたという ©文藝春秋

 道内の農業教員関係者は、こうも話している。

結婚直前の片桐容疑者とある女性教員との“ウワサ”

「片桐先生は酪農学園大学の大学院出身。北海道の農業教員の多くがここの卒業生です。狭い世界なのでみんな見知りです。だから、噂もすぐに回ります。

 片桐先生が、他校に勤めるある女性農業教員に食品加工技術を指導していた時期があったんですね。他校の先生に指導するのは珍しく、親密な様子だったので『2人は付き合っているんじゃないか』と囁かれていました。彼が結婚したという話が出た時、相手はその女性教員だと皆が思っていたくらい。でもまた別の女性教員ということで驚きましたね」

 宮田さんと片桐容疑者が同僚として勤めていた高校の近くにあるカラオケスナックでも話を聞いた。片桐容疑者はここで、結婚したことのよろこびを明かしていたこともあるようだ。