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ビキニの女性コーチからサンオイル、バナナボート…フェンシング日本代表が当初予定と異なる“レジャー合宿”で助成金申請見送りも

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 しかし実際には午前中にホテルでヨガ、体育館でバレーボールやバドミントンなどをした後、午後からは連日ビーチに繰り出し、バナナボートやシュノーケリングなどのマリンアクティビティーや街の観光など、レジャーが中心の内容となっていた。

 例えば6月22日の午後、行程表には「屋内又は屋外トレーニング」と記されているが、選手たちの姿は豊見城市のビーチにあった。ライフジャケットを着た山田選手らは、バナナボートに乗っていたのだ。

ボートに乗って大盛り上がり 撮影:親川周平

西岡コーチが山田選手の背中にサンオイルを塗る姿も目撃

 さらに、今回の合宿には、女子フルーレのトレーニングコーチである西岡詩穂氏(33)も参加。前出のフェンシング関係者が明かす。

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「山田選手は既婚者ですが、西岡コーチと以前、交際しており、今も親しい関係にあると噂されていた。今回の合宿は、エペの選手だけなのに、フルーレの西岡コーチが参加すると聞き、波紋を呼んでいました」

 合宿中には、ホテルのプールで山田選手が水着姿の西岡コーチからサンオイルを塗られているシーンや、山田選手と西岡コーチがお互いの部屋を行き来する姿が見られた。

オイルを塗られて微笑む山田 撮影:親川周平

「フェンシング協会は常々『予算がない』と主張し、選手個人や所属企業が負担する合宿・遠征の費用は増加している。そんな中、助成金がまるで観光旅行のような合宿に使われているのは残念です」(同前)