日本フェンシング協会に質問をすると…
日本フェンシング協会に山田選手と西岡コーチの行動について問うと、「両名並びに他選手へのヒアリングを通じ、フェンシング日本代表選手の行動規範に違反する行動は行われていない」と回答。
行程表とかけ離れた合宿の実態については、「ご指摘の『行程表』は合宿計画初期段階のものであり、その後の準備過程でスケジュールの変更が発生した」と回答。ただ、合宿費の助成金使用に関しては「当初助成の申請を前提に企画されたが、大きく内容が変わっていることから、改めて申請の是非を判断する」と回答した。
過去には申請後に差額を返還しているケースも
過去には2019年に、日本レスリング協会が2013年から5年間、合宿の際に公共交通機関を利用するとしてJSCに助成金を申請しながら、実際には車で移動したケースなどがあったことが分かり、差額を返還している。
また2015年には日本アイスホッケー連盟が、若手育成事業のためとしてJOCとJSCの助成金・補助金計約2000万円を受給しながら、25％の連盟負担分を捻出するため、宿泊などを手配した旅行会社から利益の半分を受け取っていたと発表し、自主返還をしている。
6月29日（水）12時配信の「週刊文春 電子版」および「週刊文春」6月30日（木）発売号では日本代表の合宿での様子や山田選手や西岡コーチの“密接”な関係、山田選手との一問一答などについて報じる。
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