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生活保護で無料でもらった薬を女性に売り、生活資金にしていた

 別の知人女性によると、小野容疑者は金に困っていたようで大量の薬がうつった写真をツイートし、「欲しい人はDMください」と募ることもあったという。生活保護で無料でもらった薬を安く女性たちに売り、生活資金にして暮らしていたという。障がい者の等級についても「医者に交渉して2級にしてもらった。地下鉄も乗り放題で年金も上がった」と、この知人に話していたようだ。

小野容疑者のサバイバルナイフ(小野容疑者のFacebookより)

 小野容疑者は年代モノのウイスキーを自慢するなどコレクター気質だった。部屋の荷物をどかすとサバイバルナイフが出てきたり、自慢の料理を食べる時にもしっかり片づけなければならないほど、自宅にはモノが溢れ散らかっていた。

父親の遺骨を壺に入れて自分の部屋で保管

 その荷物のなかには、ある意外なモノも含まれていた。前出の知人女性が話す。

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「父親の遺骨を壺に入れて部屋で保管していました。母親や兄弟とは疎遠になってしまったようでしたが、父への愛着は相当強かったようです。『《勇》という名前は、お父さんとお祖父さんが新選組の近藤勇が好きだったからつけたんだ』と嬉しそうに話していました。

小野容疑者のFacebookのアイコン

 娘がかわいいと話すこともありましたね。常に孤独を感じている様子はありました。私と出会う前は彼女もいたようですが、相手も『リストカットしたいからカッター買ってきて』と言うような女性だったそうで、お互い鬱でうまく行かず、別れたようです」

 小野容疑者は自身が精神的に追い詰められた理由を「死に場所を探して傭兵になったが、殺した人間が夢に出て来るようになり、鬱がひどくなった」と語っていたという。