パワハラ疑惑がくすぶる中、足固めを急ぐ大井川氏に対し、県内の有力政治家は何を思うのか。小誌は22日、昨年まで自民党茨城県連会長を務め、大井川知事を支援してきた梶山弘志・元経産相に電話直撃した。

――大井川氏のパワハラ疑惑について。

「別にコメントないね。もう2期目ですからね。自分の責任においてやっていると思いますから。もし(パワハラが)事実であれば、それなりの責任は当然あるだろうし」

ADVERTISEMENT

大井川知事を支援してきた梶山弘志・元経産相〔2020年撮影〕 ©JMPA

――大井川県政についての評価は。

「いい面、悪い面、いろいろあるだろうけれども。全てが順調にいってると誰もが思わないと思うよ。そんな人はいないから、世の中に。ただ企業を呼んできたりね、いろんなことで成果を出しているのも一方では事実だから」

――3期目に向けて出馬をすれば、(梶山氏は)応援に回る?

「それはわからない。県連の判断。俺は政党の中の組織人だから、そこを超えてまでやることはないと思うよ」

 選挙への支援については言明を控えつつも、県政への評価を口にするのだった。

知事の「大暴走」が明らかに

 だが――。

 今回「週刊文春」の取材で明らかになったのは、首長としての資質を疑わざるを得ないような、知事の「大暴走」の数々だった。

©時事通信社

 3月26日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」並びに27日(木)発売の「週刊文春」では大井川和彦茨城県知事の新たな「疑惑」を報じる。2022年7月、コロナが明けて3年ぶりに行われた知事への表敬訪問で繰り広げられた「大暴走」。そして、新たなパワハラ被害証言についても詳報している。

◇◇◇

茨城県政について情報やご意見がある方は文春リークスまでお寄せください。

 文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks

文藝春秋が提供する有料記事は「週刊文春電子版」「Yahoo!ニュース」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。