パワハラ疑惑がくすぶる中、足固めを急ぐ大井川氏に対し、県内の有力政治家は何を思うのか。小誌は22日、昨年まで自民党茨城県連会長を務め、大井川知事を支援してきた梶山弘志・元経産相に電話直撃した。
――大井川氏のパワハラ疑惑について。
「別にコメントないね。もう2期目ですからね。自分の責任においてやっていると思いますから。もし(パワハラが)事実であれば、それなりの責任は当然あるだろうし」
――大井川県政についての評価は。
「いい面、悪い面、いろいろあるだろうけれども。全てが順調にいってると誰もが思わないと思うよ。そんな人はいないから、世の中に。ただ企業を呼んできたりね、いろんなことで成果を出しているのも一方では事実だから」
――3期目に向けて出馬をすれば、(梶山氏は)応援に回る?
「それはわからない。県連の判断。俺は政党の中の組織人だから、そこを超えてまでやることはないと思うよ」
選挙への支援については言明を控えつつも、県政への評価を口にするのだった。
知事の「大暴走」が明らかに
だが――。
今回「週刊文春」の取材で明らかになったのは、首長としての資質を疑わざるを得ないような、知事の「大暴走」の数々だった。
3月26日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」並びに27日(木)発売の「週刊文春」では大井川和彦茨城県知事の新たな「疑惑」を報じる。2022年7月、コロナが明けて3年ぶりに行われた知事への表敬訪問で繰り広げられた「大暴走」。そして、新たなパワハラ被害証言についても詳報している。
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