〈番組概要〉
作家と本の世界を紐解く「+ BOOK TALK」。今回のゲストは数学者の加藤文元さん。加藤さんは今年4月、文春新書から『数の進化論』を上梓されました。この本は、数学に苦手意識をもつ編集者が、素数、マイナス、無理数など、数についての素朴な疑問を加藤さんにぶつけていき、数学の始まりと歴史を対話形式でまとめています。ド文系の数学の学び直しには最良の1冊になっています。担当編集(後藤)が聞き手となって本書の魅力に迫ります。
〈ゲスト〉
・加藤 文元|数学者
1968年、宮城県生まれ。ZEN大学教授、東京工業大学(現・東京科学大学)名誉教授、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役、ZEN数学センター(ZMC)所長、NPO法人数理の翼顧問。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授、東京工業大学教授などを経て現職。『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA、のち角川ソフィア文庫)で第2回八重洲本大賞を受賞。
〈MC〉
・後藤祐実 |「文春新書」編集部
2014年文藝春秋に入社。「週刊文春」編集部、「文藝春秋」編集部を経て、現在は「文春新書」編集部。直近の担当は梶谷懐・高口康太『ピークアウトする中国』、長田昭二『末期がん「おひとりさま」でも大丈夫』、橘玲『新・臆病者のための株入門』など。
source : 文藝春秋 PLUS動画