【時代に翻弄された「団地」の現在】

【時代に翻弄された「団地」の現在】

(後編)“出戻り組”が増えつつある|ある名作映画が映した居住者たちの“ホンネ”|海外との比較でわかる団地の社会的位置づけ|特定ジャンルを深掘りして得られる知見【大山顕】

大山 顕 写真家
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長
ライフ ライフスタイル

〈番組概要〉
 今回の「+SESSION」ゲストは、写真家の大山顕さんです。
 自他ともに認める「団地マニア」な大山さんは、8月にご自身が所属するトークユニット「団地団」名義で『世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史』を出されました。
 団地にゆかりのあるメンバーで構成される団地団ですが、なかでも大山さんは国内外の団地に足を運ぶ無類の団地好き。後編では、フィクションの中で団地がどのように描かれてきたのかを分析します。人々の憧れだった団地のイメージは時代とともに変遷。そんな団地の社会的位置づけを探るとともに、近年の“再評価”の理由についても伺いました。

〈ゲスト〉
・大山顕|写真家
1972年生まれ、埼玉県出身。千葉大学大学院修士課程修了。団地をはじめ人工物・インフラを独自の視点で撮影している。立教大学社会学部で講師も務める。著書に『団地の見究』(東京書籍)、『マンションポエム東京論』(本の雑誌社)など。

〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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