〈番組概要〉
科学の世界をもっと身近にする「+SCIENCE」。今回はゲストに関西大学教授の石津智大さんをお招きして、「神経美学とはなにか?」というテーマでお話を伺います。
美学的体験をした際の脳の仕組みを研究する、認知神経科学の一分野である「神経美学」。あまり聞き慣れない学問ですが、人間性の根幹の一つとして国際的にも注目されている研究領域です。
脳は「美」をどのように認識しているのか、「芸術的な美」と「道徳的な美」は同じ「美」の感覚なのか、そもそも主観的な「美」という感覚を計測することはできるのか――。日本における「神経美学」研究の第一人者である石津さんに、美と脳の関係性について伺っていきます。
〈ゲスト〉
・石津智大|関西大学 教授
2009年、慶應義塾大学大学院社会学研究科で心理学博士号を取得し渡欧。ロンドン大学ユニバーシティ校生命科学部生物科学科リサーチフェロー、ウィーン大学心理学部リサーチャー、ロンドン大学ユニバーシティ校生命科学部生物科学科シニアリサーチフェローなどを経て20年より現職。
〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。
source : 文藝春秋 PLUS動画

