〈番組概要〉
1つのテーマを分かりやすく読み解く「+ RONTEN」。今回のゲストは太田記念美術館 主席学芸員の日野原健司さんです。
次々とヒット作品を生み出した江戸のカリスマ的出版人・蔦重こと蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯を描くNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。ドラマには、魅力的な浮世絵師たちも登場しています。
いまはあまり知られていない絵師・北尾重政とはどんな人だったのか、喜多川歌麿の師匠でもある鳥山石燕とは? 蔦重に欠かせない存在の「遊郭」は、浮世絵でどのように描かれていたのか――。浮世絵専門の美術館である太田記念美術館の主席学芸員・日野原健司さんに、ドラマに登場する絵師の作品やその魅力を解説していただきます。
〈ゲスト〉
・日野原 健司|太田記念美術館 主席学芸員
1974年、千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。浮世絵専門美術館「太田記念美術館」の主席学芸員として数多くの展覧会を企画。浮世絵の歴史を幅広く研究する。著書に『暁斎絵本』(青幻舎)、『ヘンな浮世絵』(平凡社)など多数。
〈MC〉
・近藤さや香|フリーアナウンサー
1984年、愛知県出身。幼少期をアメリカ・ミシガン州で過ごす。2009年から2012年まで、アイドルグループ・SDN48の一期生として活動。2016年より、FMヨコハマ「Lovely Day♡」(月〜木9時〜12時)でラジオパーソナリティを務める。プライベートでは一児の母。
(聞き手=フリーアナウンサー・近藤さや香、前編40分)
source : 文藝春秋 PLUS動画