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防衛省内からも説明を求める声が

 求められていたのはすり替えではなく、

《約20分にわたった異例の“航空ショー”について、省内からも説明を求める声が上がっている。》(毎日6月3日)

《防衛省幹部は「公表直前まで知らされなかった」とこぼした。》(日刊スポーツWEB・同)

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 そう、防衛省からも説明を求める声が上がっていたのである。

 これを「やぼだと思う」で切り抜けようとするのは無理がある。なぜ「プロセスはどうでもいい」と言ってしまったのか?

©JMPA

河野太郎防衛大臣にブロックされた

 あらためて書いておきたいのは河野大臣のツイッターの使い方である。

 実は前回の文春オンラインの原稿で、ブルーインパルスについても最後に触れていた。その記事がアップされた朝。

 私は河野太郎防衛大臣にブロックされていた。

 河野氏についてはこれまでにも何回か当コラムで書いてきたしツイートもしてきた。それでもブロックされなかったのはもしかしたら10年前にライブをご一緒したことを覚えているからかな? と思っていた。

 しかし今回ブルーインパルスについて文春オンラインで書いたりツイートしたら、そのあとブロックされた。今回はこれまでとは違う特別な件だったのかと実感せざるを得ない。

 沖縄タイムスの阿部岳記者は今年2月3日に《河野太郎防衛相のツイッターを見ようとしたら、ブロックされていた。驚いた。》と書いた。

《河野氏は乱発で有名らしい。私は河野氏にコメントしたことはなく、自分のツイートで言動を批判しただけ。河野氏は批判的な利用者をわざわざ検索で見つけ出し、情報を遮断している。》(沖縄タイムス・同)

©JMPA

 フリーランスライターの畠山理仁氏はブルーインパルスの件について、問題点を多数ツイートした。すると、

《河野太郎さん @konotarogomameにブロックされました。Twitterでブロックするのは自由なので構いません。思い当たる理由もありません。もし、記者に対する個人的な感情で防衛大臣記者会見をオープンにしていないのだとしたら、それは公人として相応しくない態度だと私は思います。日本は王国ではない》

 ああ、なんとブロックされたか。

 驚くのは、直接絡んできたクソリプをブロックするのではなく自分でエゴサーチをして批判している人を積極的にブロックしているらしいこと。防衛大臣が専守防衛ではないのだ。