「私の方から発言するのはルール上できない」
――「文春オンライン」です。驚かせてすみません。
「こちらこそ、ありがとうございます。まさか自分に来るとは思いませんでした。すごいな、芸能人みたいだ」
――まことお兄さんは結婚されて、お子さんも産まれ、お父さんになられたようで?
「それは、ちょっと自分からはお答えできなくて…申し訳ないです。私がどういう人物かはご存知だと思いますが、イメージというか。(「おかあさんといっしょ」は)局が母体となっているので、どうしても私のほうから何か発言するのはルール上できないといいますか…」
――お兄さんという立場上、変装しないと外で気軽に、奥様やお子さんとも遊べない?
「ちょっと、お答えできないです。すいません」
――お兄さん、お姉さんの恋愛・結婚は禁止されているのでしょうか?
「それは現役の私の口からは何もいえないので、全てそういう部分はNHKを通して頂ければ。やはり歴史もあるものなので」
――(今日穿いている)短パンは禁止ですか?
「あ、それは大丈夫です(笑)」
――車の運転は?
「運転も大丈夫です、あれ? コレ言っていいのかな…別に禁止ではないです。いろいろな噂がとびかっていると思うんですけど、それも含めてNHKに問い合わせてください」
「家でも準備はしています(笑)」
――“お兄さん”が“お父さん”になったと公表しても、お父さんの育児参加が求められる今の時代では、問題ないというか、むしろ歓迎されると思うのですが。
「本当にすいません、私の口からは」
――自宅でも「からだ☆ダンダン」や「あ・そ・ぎゅ~」(※福尾が担当するコーナーの親子体操)をしたりしますか?
「あの…それはもちろん、エンターテイメントを提供する立場としては家でも準備はしています(笑)」
「せっかく来ていただいたので、対応できるところは対応します」
同日、NHKに質問状を送ると以下の回答があった。
「出演者のプライベートについては公表しておりません。(出演者の恋愛に関しても)禁止しておりません。車の運転については、十分注意していただくようお願いをしています」
福尾は自身の立場を考えながらも、精一杯取材に応じてくれた。
「せっかく来ていただいたので、対応できるところは対応します」と答え、その後の取材は1時間に及んだ。#2ではその直撃インタビューの様子を詳述する。
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