文春オンライン

genre : ニュース, 社会

 記者が取材中には、「ハウルが捕まったニュース見たけど、めちゃめちゃイケメンだった!」「刑務所でもファンが生まれるんじゃないの?」と称賛するキッズたちの姿もあり、小川容疑者がトー横の一部で慕われていたことは事実のようだ。

本人のTwitterより

 一方、未成年者を狙う事件の予兆はあったと社会部記者は語る。

約7年前の“事件の予兆”「強姦容疑で逮捕」

「実は不起訴にはなっていますが、小川容疑者は石川県警に2015年、強姦容疑で逮捕されています。当時小川容疑者が住んでいた金沢市の実家で、今回同様10代の女性に乱暴した疑いが持たれていました。他にも、食事を配る際に連絡先を交換したキッズたちから、『ハウルに襲われた』という証言が挙がっているようです。“義賊”とは異なる、小川容疑者の卑劣な一面が垣間見えます」

 今回の事件を受けて、歌舞伎町卍会は《幹部会一同》の名で、《活動の中で未成年の子供たちと頻繁に接触はします。その中でこのような事件を起こしてしまっていたとしたら非情に残念です》と声明を発表した。卍会のメンバーも戸惑いを隠せない。

小川容疑者が提供する食事を涙を流しながら食べるキッズたち(小川容疑者のTwitterより)

「ハウルがいたから、飯が食えてた子もたくさんいますからね……。ハウルは出てきたら、また炊き出しを始めると思いますが、組織として今後どうするかは本人と面会してから決めるつもりです」(前出の卍会幹部)

 小川容疑者がボランティア活動を始めた当初から「常に胸の中にある詩」として紹介していたのが、ジョン・レノンの楽曲「イマジン」の歌詞だ。想像してごらん……と始まる詩を胸に抱きながらも、自身の犯行から被害者や関係者たちに及ぼす余波を想像できなかったのだろうか。

 調べに対し、小川容疑者は「少女は19歳と聞いていた」と容疑を否認しているという。

この記事の写真(7枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー