フィフィタが“嘘をついた”証拠LINE
すると合宿開始直後の5月23日、本当に感染者が出たのだ。フィフィタは同日、C子さんにLINEでこう伝えている。
〈コロナ出たから〉〈皆解散〉〈Close contact(濃厚接触)の人達は帰る〉〈俺は嘘ついて帰って来た笑笑〉
「濃厚接触じゃないのに、『濃厚接触』と嘘をついたのかなと思いました。ただPCR検査をしたら陽性だったので、結果的に良かったのですが」(C子さん)
事実関係を確かめようと、フィフィタに電話したが出ず、メールの返事も無かったが、コロナ感染について所属の花園近鉄ライナーズは、「『陽性』判定であったとの連絡が代表チームからありました」と回答した。
続いて日本ラグビーフットボール協会広報に質問すると、
――代表に「濃厚接触」と嘘の申告をしたのは事実か。
「そのような事実は確認しておりません」
――本人への聞き取りは?
「『そのような事実はない』という回答で結構です」
と、あまりに投げやりな回答。そこで、改めて本人のLINEなどを入手していることを示すと、協会広報は次のように回答をしてきた。
「当協会で必要とする本人への確認は始めており、仮に弊協会の倫理及び処分規定に反する行為を確認した場合には厳正に対処するものといたします」
このほか、フィフィタがC子さんにも結婚を匂わせていたこと、コロナ陽性後の療養期間中に飲みに行っていたことなど、10月5日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10月6日(木)発売の「週刊文春」で詳報している。
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