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ジムでの逢瀬に店外デート
15日の夜のこと。20時過ぎ、今夜はA氏の他には、客もスタッフも誰もいない。通常、彼が滞在する間は外から丸見えのガラス張りの受付の電気が煌々と点いているのだが、なぜかこの夜は消されている。20時半、与田が周囲を警戒しながら階段を駆け上がり、彼の待つジムへ吸い込まれていった。ドアには「CLOSE」の看板が掛けられていた。
ほどなくして、2人で映像を見始めたのか、室内で、緑や青の灯りが点滅し出す。与田がジムに入って1時間後、荷物を抱えたUber Eatsの配達員がやって来た。A氏が受け取り、すぐ奥の部屋へと消えて行く。そして――。
次にドアが開いたのは、翌日の午前2時半。階段を降りた与田が「バイバイ」とA氏に手を振ると、足元が覚束ない様子でタクシーの後部座席へと倒れ込んだ。A氏はタクシーを覗き込んで微笑むと、店を後にした。この日、与田とA氏は約6時間、密室で2人きりの時間を過ごしたのだった。
12月に入り、小誌が確認しているだけでも、与田とA氏が会ったのは実に7日。例えば12月4日にはA氏が仕事を終えた19時過ぎに、隠れ家的和食レストランで待ち合わせをし、そのまま3軒をハシゴ。この日、2人は約8時間に及ぶ“店外デート”を楽しんだ。
もちろんこれが独身同士ならば何も問題はない。だがA氏にはBさんという妻がいる。まだ籍は入れていないが、今年生まれたばかりの子どももいるのである。
12月24日のクリスマスイブの日、仕事帰りのA氏を直撃した。