「稼ぐのは良くない」日本人が抱いているお金への価値観に違和感
――「お金を稼ぐこと」に対する価値観の違いを感じることはありますか?
Yuna めちゃくちゃありますね。たとえば、中国人は「稼ぎたい」って気持ちが強い人がとにかく多い。
一方で、日本人は「稼ぐのは良くない」というか……「あいつ稼いでいるぞ」という理由で批難する人が、結構いますよね。私のYouTubeにも、時々そういったコメントが届きます。
――どんなコメントが届くのでしょうか。
Yuna たとえば、住んでいるマンションを撮影した動画を投稿したら、「家賃高そうなところに住んでますね、お金持ちアピールですか」「稼いでると思われると、好感度が下がりますよ」なんてコメントが来て。
まったく気にならないけど、なんでお金に対して悪いイメージを持っている人が多いのかな、と不思議ではありますね。
自然治癒を待つことが多い中国やアメリカ
――日本と海外の医療事情の違いが話題になることも多いですよね。
Yuna 今年5月に日本に戻ってきてから、体調が悪いなと感じたことも何度かあったのですが、まだ1度も日本の病院には行っていないんです。
でも日本では、微熱やちょっとした体調不良でも病院に行くのが一般的だと聞いて驚きましたね。中国やアメリカでは、自然治癒を待つことが多かったので。
――中国やアメリカでは、病院に行く頻度が少ない?
Yuna そうです。たとえば、中国に住んでいた6歳から10歳までの期間で、病院に行ったのは2回ほど。小学校の同級生の半分以上がお休みするくらい北京でインフルエンザが大流行して、私も高熱が出たときくらいですね。
それ以外の体調不良だと、病院には行かずに自宅療養。特に中国では、漢方薬で体の抗体を高めて根本治療を目指す、という考え方がある。冷蔵庫には漢方薬が常備されているから、体調が悪いときはそれを飲んで対処していましたね。