ーーレースクイーンやラウンドガールをステップアップの場と考えている人は多いと思うんですけど、目標というのは珍しいかもしれませんね。
真木 私は映像で見られるよりも、生で見られたいというのがあって。写真写りが悪いと自分では思っているので(笑)。だからモデルとかじゃなくて、ちゃんと誰かに会って見てもらう仕事がしたいという思いがありますね。
スカウトされるため、お母さんと一緒に原宿へ
ーー高校生になると東京でスカウトされたそうですね。どんな状況だったんですか。
真木 実はお母さんと一緒にスカウトされに東京に来ていたんですよ。芸能事務所に入りたいとは思っていたんですが、履歴書を送るといってもどこの芸能事務所がいいかとかわからないので。だったら原宿を歩いてスカウトされて、スカウトの方の話を聞いていいところを探そうと思いました。原宿を1往復して3~4人にはスカウトされました。
ーーその中でよさそうな事務所を選んだんですね。レースクイーンとかラウンドガールをやっている事務所だったんですか。
真木 当時の事務所は違います(笑)。 ただ、いろいろと理解がありそうな事務所にしました。知り合いにいろんなアドバイスを聞いてたから、理解がある事務所に決めました。
ーー高校生の頃にはグラビアにも挑戦しています。
真木 グラビアは17歳の時ですね。でも、すごい嫌やったんですよ。同級生とかに見られるのも嫌で。高校生くらいってグラビアを見ても「エッチィやん」ってなるじゃないですか。芸術的には見てくれない。それがすごく嫌で。
あと当時はメイクがすごい濃かったんですよ。でもグラビアって高校生らしいグラビアにしたいからメイクを薄くされるじゃないですか。それも嫌で。表に出るときは自分の納得したメイクじゃないと嫌やし、カラコンも入れたいみたいなのがあって。
今となっては、人から見た自分と自分から見た自分は違うから、言われた通りにしたらすごく綺麗に写っているとわかります。でも当時は若かったので。だからグラビアをやっていない時期が結構あったんですよ。