元AV女優の神野藍さん(25)が、引退後のセカンドキャリアについて語った。会社員と文筆家の二足のわらじを履く彼女は、過去の経験を活かしつつ新たな道を歩んでいる。「過去は変えられないし、自分にしかできないことをやりたい」と語る神野さんの、新たな挑戦の日々に迫った。
「元AV女優」のレッテルを超えて
神野さんは現在、会社員として働きながら、フリーの文筆家としても活動している。AV女優を引退した際、セカンドキャリアについて様々な選択肢を検討したという。
「自分が経験してきたことを活かす仕事と、そうではない仕事の両軸でやっていきたいなって思ったんです」と神野さん。そこで選んだのが、会社員と文筆家という二つの道だった。
しかし、セカンドキャリアへの道のりは決して平坦ではなかった。「難しいと思います。私は運良く会社に入れたけど、面接の時に落とされるという話はよく聞きますし」と神野さんは語る。経歴を隠していても誰かが見つけて一気に広まるケースもあるという。
それでも神野さんは、自身の過去を隠さずに会社に入社した。「知ってもらった上で入社しています。だからあえて隠していないです」と彼女は言う。オフィスワーカーに興味があった神野さんにとって、一つの組織に属して働く経験は新鮮だったようだ。
文筆活動では、自身の経験を活かしたエッセイなどを執筆している。「過去の自分を恥じているわけではない」と語る神野さんだが、来年には出演作品の削除も検討しているという。「前に進むという意味でも来年消そうと思っています」と、新たな一歩を踏み出す決意を語った。
セカンドキャリアを歩む中で、神野さんは「元AV女優」というレッテルの重さを実感している。「生涯でAV女優をやっていたっていうインパクトを超えるものを生み出すことはほとんどない」と彼女は指摘する。しかし、だからこそ「それを武器にして新しい道を行くしかない」と前を向いている。
「みんな私の次が気になるんですよね。次はこれって決まっているわけではないけど、周りに流されず、自分のやりたいことを続けていきたいです」と神野さん。今後は本の出版も予定しており、新たな挑戦を続ける彼女の今後から目が離せない。
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