〈番組概要〉
現在発売中の『文藝春秋オピニオン 2026年の論点100』から気になる著者とテーマをピックアップする「+RONTEN 2026」。今回のテーマは「中国の抗日・反日運動のいま」。ゲストには愛知学院大学准教授の広中一成さんをお招きしました。
戦後80年を迎えた2025年、中国でふたつの「抗日・反日」映画が公開されました。南京事件を描いた『南京照相館(=写真館)』、そしてもうひとつが七三一部隊を題材にした映画『731』です。『2026年の論点100』にて広中さんは、こうした「抗日・反日」をテーマにした映画は、10年から15年のスパンで再生産されていると指摘します。なぜこうした「抗日・反日」映画は繰り返し作られるのでしょうか。
中国近現代史を専門とする広中さんに、ふたつの「抗日・反日」映画の分析、抗日戦争勝利80周年を迎えた今年の中国の動き、そして気になる日中関係の今後についても伺いました(この動画は11月28日に収録されました)。
〈ゲスト〉
・広中一成|歴史学者・愛知学院大学准教授
1978年愛知県生まれ。2012年愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。日中戦争史、中国傀儡政権史が専門。単著に『通州事件』(星海社新書)、『後期日中戦争』(角川新書)、『七三一部隊の日中戦争』(PHP新書)。
〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。
source : 文藝春秋 PLUS動画

