連続テレビ小説『ひらり』、大河ドラマ『毛利元就』の脚本や、晩年は「老い」をテーマにした作品を数多く発表した作家・内館牧子(1948~2025)。内館原作のNHKドラマ『すぐ死ぬんだから』(2020年放送)で主人公・忍(おし)ハナを演じた三田佳子さんが、急逝した友人の素顔を語る。

以前より内館さんの作品に出たいと思っていたものの、なかなかご縁がありませんでした。そんな折、息子が「面白い本があるよ」と内館さんの小説『すぐ死ぬんだから』を勧めてくれたんです。
78歳の女性が感情豊かに逞しく生きる様子が描かれていて、「この役を演じたい」と、すぐNHKのプロデューサーにドラマ化を提案しました。私がこんなことをするのは滅多にないことでしたが、幸いトントン拍子に決まりました。
撮影の山場は、主人公のハナが亡き夫の不倫相手と対峙するシーンでした。巻物を読み上げるような長台詞で、橋田壽賀子先生の脚本に匹敵する長さだったかもしれません。よりによって、その日に内館さんが現場に見学にいらしたのです。
年額プランがおトク!月あたり900円で全記事読み放題
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
オススメ!
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
電子版+雑誌プラン
18,000円一括払い・1年更新
1,500円/月
※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2026年11月号

