春日太一

かすがたいち

映画史・時代劇研究家

1977年生まれ。映画史・時代劇研究家。新刊『泥沼スクリーンこれまで観てきた映画のこと』（文藝春秋）好評発売中！

連載

春日太一の木曜邦画劇場

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寺田農の、その“したり声”は傲慢で知的な悪役ムスカの生命だ―春日太一の木曜邦画劇場
『天空の城ラピュタ』
春日太一
4時間前
万博に沸く大阪で葬儀博覧会開催を進めるというブラックコメディ――春日太一の木曜邦画劇場
『とむらい師たち』
春日太一
2024/04/09
本筋とは関係なさそうな芝居が人情噺に活気をもたらしている――春日太一の木曜邦画劇場
『とんかつ一代』
春日太一
2024/04/04
あおい輝彦のガラス玉のような瞳が戦場の「地獄」を雄弁に伝える。――春日太一の木曜邦画劇場
『二百三髙地』
春日太一
2024/03/27
倒錯する純愛。その乱歩作品を加藤泰監督は見事に描き切った！――春日太一の木曜邦画劇場
『江戸川乱歩の陰獣』
春日太一
2024/03/19
チャンスに飢えた役者たち。その熱気が強烈な任侠作品！――春日太一の木曜邦画劇場
『懲役三兄弟』
春日太一
2024/03/13
2時間超えが標準の当世だからこそ凝縮された短時間の娯楽作を希望！――春日太一の木曜邦画劇場
『拳銃0号』
春日太一
2024/02/28
原作小説から妄想した配役。ドラフト1位の面々がズラリ!!――春日太一の木曜邦画劇場
『宮本武蔵』
春日太一
2024/02/20
厭な現実を吹っ飛ばしたい……。そんな時は新東宝の娯楽作品！――春日太一の木曜邦画劇場
『花嫁吸血魔』
春日太一
2024/02/13
凜とした鈴木瑞穂の美声が見せる、知で変革を説く剣豪の凜々しさよ！――春日太一の木曜邦画劇場
『座頭市牢破り』
春日太一
2024/02/06
原田芳雄演じる主人公だけでなく脇役悪役までキャラ立ちしている――春日太一の木曜邦画劇場
『無宿人御子神の丈吉牙は引き裂いた』
春日太一
2024/02/01
丈吉を狙う夏八木勲の惨めな最期。シリーズは未完でも印象的な終焉だ――春日太一の木曜邦画劇場
『無宿人御子神の丈吉黄昏に閃光が飛んだ』
春日太一
2024/01/30
失態を犯す丈吉の情けなさの一方で内田朝雄、市原悦子の姿が際立つ――春日太一の木曜邦画劇場
『無宿人御子神の丈吉川風に過去は流れた』
春日太一
2024/01/23
物語中盤から見せる丹波の大熱演。計算された橋本脚本は見逃せない――春日太一の木曜邦画劇場
『人間革命』
春日太一
2024/01/01
別々の4人の物語が終盤で一つに。これが「まくり」の橋本の腕力だ！――春日太一の木曜邦画劇場
『七つの弾丸』
春日太一
2023/12/26
恐ろしいまでの「作家の業」。鶴屋南北の姿が橋本忍に重なる――春日太一の木曜邦画劇場
『白扇　みだれ黒髪』
春日太一
2023/12/19
悲劇をドラマチックに。橋本忍は原作を自分の色に染め直していく！――春日太一の木曜邦画劇場
『ゼロの焦点』
春日太一
2023/12/05
名作を生み続けた橋本忍は、なぜこのカオスな作品を製作したのか――春日太一の木曜邦画劇場
『幻の湖』
春日太一
2023/11/27
原作小説と映画的脚色を語り合った鶴橋康夫監督と筆者、若き日の記憶――春日太一の木曜邦画劇場
『愛の流刑地』
春日太一
2023/11/22
原作にはない過酷な父子の旅姿。年を経て橋本忍の脚色を理解する――春日太一の木曜邦画劇場
『砂の器』
春日太一
2023/11/21
定番展開のポルノ映画も監督の素性を知った途端、妖しく輝く！――春日太一の木曜邦画劇場
『秘蔵版日傘の女』
春日太一
2023/11/07

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