くら寿司本社〈当社としては遺憾に堪えないところです〉
くら寿司本社にパワハラ被害や社会保険の“加入拒否”について事実関係を確認したところ、以下の回答があった。
〈ご照会の事項には、既に当社と係争中の案件に関するものも含まれておりますので、ご回答は差し控えさせていただきます。
なお、ご照会の事項については、数年前の当社における業務でのやりとりに関し、時期等も含めご本人の明らかな誤認識や記憶違いであるものや、その当時に当社への内部通報等もなされていなかったものが多数ありますが、これらを取り上げて一方の当事者からの断片的な情報が、さも真実であるかのように報じられることに対しては、当社としては遺憾に堪えないところです〉
くら寿司を巡っては、4月1日に山梨県甲府市にある店舗の店長が店の駐車場で焼身自殺していたこと、自死の背景に上司のパワハラがあったことなどを小誌が2度にわたり報じた。報道を受け、全国の従業員、元従業員から「私もくら寿司でパワハラを受けた」という告発が編集部に続々と寄せられている。
5月10日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」及び5月11日(水)発売の「週刊文春」では、訴訟を起こす意向を示している従業員の告発のほか、「寿司の皿を投げつけられた」「『死ねやカスが!』と罵声を浴びせられた」「ハサミを投げつけられた」など、元従業員たちが受けたパワハラ被害を詳報している。
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