1ページ目から読む
2/2ページ目

退任の原因となったハラスメント行為

 原因となったのは、今年2月に行われた女性社員の送別会。当時、まん延防止等重点措置の適用中だったが、小川氏や守安氏ら幹部も送別会に出席していた。

 小川氏は社員にこう謝罪したという。

「送別会で守安さんが女性社員にハラスメント行為を働きました。私も同じ場にいたのに止めることができずに申し訳ありません。この時期に飲みに行ったことも申し訳ありません」

ADVERTISEMENT

 この総会から6日後の3月31日、守安氏の退任が発表された。

タイミーのHP

 守安氏に取材を申し込むと、メールで以下のように回答した。

「(セクハラによる退任の経緯は)概ね事実です」

 タイミーに事実関係の確認を求めたところ、メールで以下のように回答した。

「取締役に求められる規範意識の高さ等に鑑みて、会社として厳格な対応を取るべきと判断し辞任勧告を決議し、退任に至りました」

 7月6日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および7月7日(木)発売の「週刊文春」では、IT業界で有名な守安氏の人物像や、社員向けの総会で守安氏が坊主頭になっていた様子などについても報じている。

文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。