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(3)筆者のたどり着いた最適解

 さて、あたたかくは寝たい、でも衛生面において、いささか神経質なタイプである筆者のたどり着いた最適解は、結局以下のようなものになりました。

【合繊毛布】※すごく寒いときのみ
【羽毛布団】
【合繊毛布】
〈身体〉
【綿毛布】
【敷布団】

 ちなみに冷え性の筆者、洗える綿毛布を敷布団の間に、敷きタイプの電気毛布を足元部分にだけ敷き込んでいます。電気毛布、昼間はデスクワークの足元に巻いているので一日中稼働させていることになりますが、「強」で稼働させても1時間あたりの電気代は1~2円と激安です。

寝つきのためのおすすめグッズ

 電気毛布や湯たんぽなどで、眠る前に布団の中を人肌くらいに温めておくと、皮膚の温度が上がり、血行が促進されます。血行が良くなることによって身体の深部体温は下がるので、寝つきやすくなるのだと前出の睡眠環境プランナー・三橋さんもおっしゃっていました。

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事前に電気毛布や、湯たんぽなどで人肌くらいに温めた布団で眠ると、血行が促進され寝つきもよくなる ©AFLO

 腹巻、レッグウォーマー、ネックウォーマー、緩めの靴下を装着するのもおすすめだそうです。

 そしてもう一つおすすめのグッズは、「ポータブル温湿度計」。更年期の自律神経失調気味+熱中症既往があるため筆者は年中携帯しているのですが、布団の中に入れておいても邪魔にならず、寝床内の温度や湿度をモニターできて便利なのです。

 33℃±1、かつ相対湿度50%になっているかどうか。ちょうどよく感じるとき、薄寒いとき、暑苦しいときと、都度確認してみるといいでしょう。

 かれこれ乱高下する気温に翻弄される毎日ですが、不意に訪れた寒波に、うっかり今朝も震えながら目覚めてしまいました。まずは、エアコンをしっかりかけて、休むようにしたいと思います。多分その方が、布団から出やすくもなるのでしょうから……。