16歳で初ヌード、出産直後の壮絶な絡み、「なんで女優なのに結婚したんだ」と批判されたことも…周囲の声を物ともしない浅野温子（63）の“多芸すぎる”人生

実写サザエさんに、「古事記」の読み語りも

　さらに30歳で主演した『101回目のプロポーズ』（91年）は最高視聴率36.7%という驚異的数字をはじき出した。

　一方で、31～35歳まで『サザエさん』の実写ドラマで主人公のサザエ役を演じたことはあまり知られていない。

　37歳で意外にも初舞台である『ロマンティック・コメディ』（98年）に主演。以降はコンスタントに舞台に立ち続けている。

　40代に入った2000年代からは「古事記」や古典、日本の民話・伝説を題材とした読み語りの舞台を自らスタート。日本各地の神社や名所旧跡で行っている。47歳のときには天皇陛下御即位二十年奉祝委員会に参席し、祝辞を述べてもいる。そして現在は國學院大學客員教授なども務めるなど、日本の古典・伝承の権威のひとりともなっている。

　女優・演技どころか人としての振り幅まで異様に広い浅野。映画やドラマで再び体当たりの演技を見せてもらいたい。

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