【捕手】

2  梅野 隆太郎  (うめの りゅうたろう)  1991年6月17日生まれ
オフに紙飛行機の飛行距離で64m65.2cmを記録、日本記録を更新。実は紙飛行機は飛ばすより、折るという準備作業の方が重要。梅野は事前準備の大事さを改めて認識したはず。万全の準備で「明日も勝つばい」。 (あかほん)

12  坂本 誠志郎  (さかもと せいしろう)  1993年11月10日生まれ
捕手二枚看板の1人。ダルビッシュも認めるフレーミングが定評。高校、大学、阪神と各主将を務め、選手から慕われるキャプテンシーを持つ。梅野が引っ張ってくれる嫁なら、坂本はたてる嫁。目標は2度目のG・G賞。 (かずぼん)

39  榮枝 裕貴  (さかえだ ゆうき)  1998年5月16日生まれ
二軍調整中のビーズリーと組んで飛躍のきっかけを作ったのは榮枝だ。今年もキャンプ中の実戦でバッテリーを組んだ。気遣いの達人で活躍できる素質があることはビーズリーが一番分かっているはず。次は君の番だよ。 (とびた)

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43  町田 隼乙  (まちだ はやと)  2003年4月3日生まれ
BC・埼玉よりドラフト4位
身長186cmは佐藤輝明と1cm違い。そんな選手が捕手をやるんだからロマンしかない。プロテクターはツルツルな面が特徴のZETT製で、今のタイガースにはいないタイプ。埼玉時代の応援歌は知る人ぞ知る名曲。 (とびた)

57  長坂 拳弥  (ながさか けんや)  1994年4月28日生まれ
梅野・坂本に割って入る存在になれるはずが、昨季は肘の故障で一軍出場5試合にとどまり厳しいシーズンに。気づけば3番手候補の若手も増え、長坂の9年目は確実に勝負の年。こんなところで終われません。 (くり)

59  藤田 健斗  (ふじた けんと)  2001年10月18日生まれ
同期同学年の遠藤成が戦力外となり、2つ年下の町田が新加入し、2つ年下の中川が宜野座キャンプに呼ばれた。ギリギリの立場であることは本人が一番分かっている。こっちに健斗がいるよと首脳陣を振り向かせたい。 (イナバ)

68  中川 勇斗  (なかがわ はやと)  2004年1月27日生まれ
ファン待望の打てる正捕手候補。体がねじ切れんばかりのフルスイングは見ているだけで胸が高鳴る。年上の投手をリードする声も頼もしくなってきた。そのスイングに甲子園が驚愕する日は近い。てか、早く見てほしい。 (とびた)

追いかけたボールの数だけ、きっと強くなれる 撮影:イナバモロトモ/文春野球学校

【内野手】

0  木浪 聖也  (きなみ せいや)  1994年6月15日生まれ
青森県出身。コンパクトなスイングで確実に捉えるのが上手。恐怖の8番打者、満塁男と見た目とギャップのあるおっさん臭い代名詞の活躍をみせる。遊撃守備では失策数が少なく、併殺プレーの確実性が評価される。 (かずぼん)

3  大山 悠輔  (おおやま ゆうすけ)  1994年12月19日生まれ
『あなたは素晴らしい人です。私は前からそれを言いたかったのです』(映画『七人の侍』より)巨悪からの誘いを敢然と断り、虎に尽くすと決めた正義の人。私は決めた。赤いタオルを掲げ、一生この方についていくと。 (イナバ)

4  熊谷 敬宥  (くまがい たかひろ)  1995年11月10日生まれ
8年目の打撃・走塁・内外野を守れるバランスの良さが売りのユーティリティプレイヤー。代打での活躍が目立つ。もう一つ抜きん出たものが欲しいところ。爽やかな笑顔で魅せる全力プレーが、虎ファンの癒し。 (かずぼん)

8  佐藤 輝明  (さとう てるあき)  1999年3月13日生まれ
『文句あるか?』『うんにゃ。これでええ』(映画『七人の侍』より)目立つ男である。時にはポカもするが、その一撃は常に仲間を救う。そして、誰よりも愛され、チームを愛す。虎の菊千代。目指すは世界のサトテル。 (イナバ)

25  渡邉 諒  (わたなべ りょう)  1995年4月30日生まれ
前年を上回る67試合出場。主軸不振時はスタメンで気を吐き、代打以外にも助けられた。積極的に投手に声掛けする姿に、代打に甘んじず、レギュラーへの思いを感じた。気持ちが見える選手を見ると心を掴まれる。 (あかほん)

33  糸原 健斗  (いとはら けんと)  1992年11月11日生まれ
卒業文集に「広島カープに入団し、(中略)家も5つ持っている選手に」と書いていたので、移籍を覚悟したが、ありがたやの残留。ベンチでの盛り上げや粘り強いチャンスメイクは良い見本。家5軒買える程の活躍を。 (あかほん)

38  小幡 竜平  (おばた りゅうへい)  2000年9月21日生まれ
1歩目の速さが半端じゃない。守備の1歩目も、走塁の1歩目も。小幡にしか捕れない打球がある。小幡にしか奪えない塁がある。小幡にしかできないプレーがある。クールな表情の内で反骨心が静かに燃える。負けるな。 (とびた)

44  戸井 零士  (とい れいじ)  2005年1月18日生まれ
昨季、中日ドラゴンズの松山晋也が本塁打を打たれた打者は戸井だけ。投げた松山もすごいが、二軍とは言え打った戸井もすごい。この豆知識を早く飲み屋で言いたい。戸井がブレイクすれば言える。多分もうすぐ言える。 (あかほん)

45  佐野 大陽  (さの たいよう)  2002年2月14日生まれ
日本海・富山よりドラフト5位
既にNPBで数年やっているかのようなガッシリした体型が印象的。入寮後も「ご飯が美味しすぎて」増量に成功。富山時代の恩師である吉岡雄二は今季からヤクルトのコーチ。一軍に昇格すれば活躍する姿を見せられる。 (とびた)

51  中野 拓夢  (なかの たくむ)  1996年6月28日生まれ
山形県出身。言わずと知れた阪神の2番打者。セカンドで安定した守備を魅せる。昨季打率は.232と振るわず、盗塁もわずか6に留まった。阪神の日本一には彼の復活が鍵。岡本和真から「むぅ」と呼ばれる仲良し。 (かずぼん)

52  山田 脩也  (やまだ しゅうや)  2005年8月20日生まれ
高卒2年目の今季、主力中心の宜野座キャンプを最年少で完走。先輩たちからたくさん学びを得たはずなので、一軍で活躍して生かされることに期待。インスタグラムの名前は「やまだ しゅうや」となぜかひらがな表記。 (くり)

56  百﨑 蒼生  (ももさき あおい)  2005年9月11日生まれ
同期入団の山田が注目されがちだが、新人だった時の戸井や髙寺より多くの二軍戦に出場した。キャンプ中のインタビューでは「ファームで2割2分くらい打ちたい」と奥ゆかしい宣言。もう少し打っても良いのよ。 (とびた)

62  植田 海  (うえだ かい)  1996年4月19日生まれ
プロ11年目だけど今も海くん。ドラフト同期は全員プロを去った。試合終盤は投手の特徴をまとめた自作ノートを見て出番を待つ。相手に100%読まれている場面で盗塁を決める武器は、彼を唯一無二の存在に変えた。 (とびた)

67  髙寺 望夢  (たかてら のぞむ)  2002年10月17日生まれ
NPBアワーズ「技能賞」受賞。この時のコメントがいい。「一軍で活躍できる選手になっていきます」。「なりたい」ではなく、「なります」ってのはいい。「なりたい」なんて言う人はなれない。君はなるだろう。 (あかほん)

94  原口 文仁  (はらぐち ふみひと)  1992年3月3日生まれ
少年の七夕の願いに応えるタイムリー、岡田監督へ贈る感謝のラストアーチ! 君はいつも記憶に残る男。助けを呼ぶと君は来るが、できればいつもそばにいて! 阪神で紡がれるストーリーに今年も我々は胸を熱くする。 (かずぼん)

95  R.ヘルナンデス  (ラモン・ヘルナンデス)  1996年3月2日生まれ
メキシカンリーグ・モンクローバから新加入
入団会見で「ラーメン美味しかったのでまたいっぱい食べたい」とコメント。活躍確定演出きました。合流して間もない紅白戦でピンチになったら他の内野手と同じようにマウンドに集合して投手を励ましたナイスガイ。 (とびた)

これからもずっと、我らの大山  撮影:とびたつばさ/文春野球学校