〈番組概要〉
一つのテーマを分かりやすく読み解く「+RONTEN」。今回のテーマは「日中関係悪化の真相」、ゲストは東京財団主席研究員の柯隆さん、前駐オーストラリア特命全権大使の山上信吾さんです。11月7日、高市首相が衆院予算委員会で行った台湾有事と存立危機事態をめぐる答弁をきっかけとして日中関係が悪化しています。発言を受け、14日には中国外務省が日本への渡航を控えるよう注意喚起。19日には日本からの水産物の輸入を事実上停止する措置に踏み切りました。安全保障、経済、政治と多方面に渡る日中関係の軋轢は今後どうなっていくのか、お二人に伺います。
〈ゲスト〉
・柯隆|東京財団主席研究員
中国南京市生まれ。1986年南京金陵科技大学卒業。88年に来日し、92年に愛知大学法経学部卒業。94年、名古屋大学修士(経済学)。長銀総合研究所、富士通総研経済研究所を経て2018年から東京財団政策研究所に所属。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授も兼務する。近著に『中国不動産バブル』(文春新書)がある。
・山上信吾|前駐オーストラリア特命全権大使
1961年、東京都生まれ。東京大学卒業後、84年に外務省入省。在英国日本国大使館政務担当公使等を経て、2020年に駐オーストラリア日本国特命全権大使に就任。23年末に退官し、現在はTMI総合法律事務所特別顧問等を務める。
〈MC〉
・高橋郁也(たかはし ふみや)|文藝春秋PLUS編集部
1993年、神奈川県小田原市出身。2018年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。「文藝春秋」編集部を経て「文藝春秋PLUS」編集部に所属。
source : 文藝春秋 PLUS動画

