「鏡獅子」「転生」などの彫刻で知られる彫刻家の平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)(1872〜1979)。その素顔を孫の弘子氏が振り返る。
「おじいさん」――家族はこう呼んでいました。気難しい芸術家っていう感じの人ではないんです。心のこまやかな気づかいのある人で、家族にとても優しい人でした。旅行に行くと1人1人に手紙を書いてくれる。押し花をして「弘子ちゃん きれいでせう 天工です 人間わざでは出来ません 道の花の草花」という手紙をもらいました。
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source : 文藝春秋 2023年1月号