▼〔香り豊かなケーキ〕
瀬戸内の観光スポット・しまなみ海道の中ほどに位置する生口島・瀬戸田町は、国内有数のレモン産地だ。
同町の菓子店「島ごころ」の『瀬戸田レモンケーキ島ごころ』は、レモン本来が持つ香りを最大限に活かすことに苦心した逸品。一般的なレモンケーキは生地に果汁を練り込んでいるが、同店では香りの主成分のリモネンが含まれる果皮を、たっぷりと使っている。これができるのは、瀬戸田のレモンが防腐剤やワックスを使用せず、皮まで食べられるからこそ。果皮を切り取るのは手作業で、ジャムを作って生地に加えている。ケーキはしっとりとなめらかで、果皮の食感がアクセントに。現在、12個入りの簡易箱詰め大特価で、送料無料税込1980円で提供中。(問い合わせ先・島ごころ ☎0845・27・0353)
▼〔爽やかなジュレ〕
山形県の最上地域には、農家が先祖から受け継ぎ育ててきた伝承野菜が多数ある。これらを使った上質な菓子を提供するのが、真室川町の「おかしの平和堂」だ。生産農家との対話から、伝統的な調理法や新たなアイデアを取り入れたスイーツを生み出す。
その一つが『勘次郎胡瓜のジュレ』。ずんぐりとし、白みを帯びた黄緑色の「勘次郎胡瓜」は、キュウリ独特の青臭さはなく、水分が多く瑞々しい。その特徴を活かして、地元産のアカシアの蜂蜜を加え、ジュレに仕立てた。勘次郎胡瓜の爽やかさに、アカシアの蜂蜜の華やかな香りが合わさった極上のスイーツだ。よく冷やして味わいたい。10個入りBOX、税込2592円。(問い合わせ先・おかしの平和堂 ☎0233・62・2762)
▼〔コクとヘルシー〕
「和の万能調味料」の醤油づくりで、創業以来140年余りの群馬県館林市「正田醤油」。大豆を知り尽くした同社が、豆乳をふんだんに使った「洋の万能調味料」であるドレッシングを発売した。その名も、『SOY Beautyドレッシング』で、2種類から選べる。
『SOY Beauty豆乳びじんシーザードレッシング』は、まろやかな豆乳とコクのあるチーズで仕上げ、しかも7訂日本食品標準成分表のフレンチドレッシングに比べるとカロリー30%オフ。『SOY Beauty豆乳びじんマイルド柚子こしょうドレッシング』は、豆乳ベースに柚子胡椒がほんのり香る大人の味で、こちらもカロリー50%オフ。どちらも大豆の深い味わいを残しながらヘルシーだ。各200ミリリットル入り300円+税。(問い合わせ先・正田醤油お客様相談室 ☎0276・75・1552)
▼〔ウニの王様〕
北海道礼文島の船泊地区で6月解禁となったエゾバフンウニ漁。利尻昆布を餌にして育ったエゾバフンウニは、ウニの王様といわれる。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2020年8月号