〇企画趣旨

コロナ禍は、社会環境やビジネス環境は一変させ、消費者の価値観や消費トレンドにおいても大きな影響を及ぼしています。また、デジタルテクノロジーの進化、ダイバーシティの深化により、コミュニケーションやサービスの「質」への期待も高まっています。

「所有から利用へ」（コト消費）
「便利で役に立つもの」から「情緒的で物語性のあるもの」（エモ消費）
「今この瞬間しか味わえない体験」（トキ消費）
「競争から共創へ」（イミ消費）

などサービスの提供者側は、消費者の行動変化を掴み、体験や価値をアップデートしていくことが不可欠となっています。

そこでシリーズカンファレンス「真実の瞬間」第7弾では、「コト・トキ・エモ消費の向こう側」をテーマに、マーケティングの最新動向、消費者の期待を超える価値創出の方向性などについて、有識者、実践者の講演や対談を通じ考察をします。

≪開催概要≫

≪プログラム≫

〇基調講演（14:00～14:50）
「消費者行動‟進化論”」
～ 商品やサービスを選択する消費者の心と行動を読み解くために必要なこと ～

武蔵野大学
経営学部 経営学科 教授
古川 一郎氏

1979年東京大学経済学部卒業。1988年同大学院経済学研究科修士課程修了。一橋大学助教授、一橋大学大学院商学研究科教授を経て、2018年より武蔵野大学経済学部教授。2019年より現職。2019年4月～2021年3月まで日本マーケティング学会会長を務める（現在はフェロー）。一橋大学名誉教授。『マーケティング・リサーチのわな』『地域活性化のマーケティング（編著）』（いずれも有斐閣）、『「B級グルメ」の地域ブランド戦略』（新評論）など著書多数。

〇事例講演（14:50～15:20）
「リアル体験を加速させるアプリ活用事例」

株式会社ヤプリ
マーケティング本部
神田 静麻氏

新卒で不動産業での新規営業、IT企業で営業、カスタマーサクセスを行い、2016年に創業期のヤプリへインサイドセールス部の立ち上げで参画。EC、小売、メーカーを中心に幅広く自社アプリの提案を進め、累計2000以上の商談を創出。同部のマネジメントを経て、2021年に現職に。

〇特別講演（15:20～16:00）
「顧客体験価値最大化へ取り組み（仮）」

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
執行役員 運営統括本部 本部長
金香 憲吾氏

2006年にウェディングプランナーとして新卒入社し、2009年にT&G史上最年少で支配人に任命される。その後、関西エリアのグループマネージャー、関西事業部長、事業戦略部長、東日本事業部長を歴任し、2021年に執行役員 運営統括本部 副本部長に就任。2022年4月より現職の執行役員 運営統括本部 本部長を務める。

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2. 4/27（木）14：00～｜「コト・トキ・エモ消費」の向こう側 - 武蔵野大学 教授 古川一郎氏、テイクアンドギヴ・ニーズ 執行役員 金香 憲吾氏が見ている景色