芥川龍之介賞 正賞 時計 副賞 100万円
ハンチバック 文學界5月号 市川沙央（いちかわさおう）
なお、直木三十五賞は垣根涼介「極楽征夷大将軍」（文藝春秋）と永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」（新潮社）が授賞作に決定いたしました。
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■芥川賞選考経過
第169回芥川龍之介賞選考委員会は7月19日に東京・築地の「新喜楽」で開かれました。
小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一の9委員が出席して討議を行い、頭書の通り授賞を決定いたしました。
受賞作以外の候補作は次の4作品です。
石田夏穂「我が手の太陽」（群像5月号）
児玉雨子「##NAME##」（文藝夏季号）
千葉雅也「エレクトリック」（新潮2月号）
乗代雄介「それは誠」（文學界6月号）
これらの作品は2022年12月1日から2023年5月末日までの6カ月間に発表された中から予選を通過したものです。
なお、直木三十五賞の選考経過は「オール讀物」9・10月合併号（8月22日発売）に掲載されます。
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source : 文藝春秋 2023年9月号
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