「文藝春秋 電子版」はお陰さまで、12月1日にローンチ1周年を迎えました！ いまやサイトの名物となったのが、月10本ほど配信しているのオンライン番組「文藝春秋ウェビナー」。1周年キャンペーンとして、12月は「文藝春秋」の鈴木康介編集長が司会を務める3本の大座談会など、計18本もの番組を配信。東浩紀さん、小泉悠さん、先崎彰容さん、高橋杉雄さん、中野信子さん、二本樹顕理さんなど、お馴染みの人気登壇者が続々と登場します。
中でも見逃せないのは、日本や世界が抱える様々な課題について、当代一流の識者たちが熱く語り合う“生で本音”の「文春論壇」シリーズです。その11番組を一挙紹介します。
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【12月1日(金)17時半～】「どうするジャニーズ」
二本樹顕理×本橋信宏×高橋大介×秋山千佳
つい先日は、被害を訴えていた元ジャニーズJr.の40代の男性が山中で自ら命を絶つという事件が起きたばかり。この男性へだけでなく、いまもSNSには被害を告発する方々への「売名行為だ」「証言はウソ」などといった誹謗中傷が散見されています。被害者への補償や、本当の意味での「救済」はどのように進んでいくのか。そして、長年日本の芸能界の屋台骨の一本であった「ジャニーズ」の存在は今後、どのように変化していくのでしょうか。
【12月1日(金)19時～】「ゴジラVS自衛隊 アニメの戦争と兵器Ⅲ」
小泉悠×高橋杉雄×太田啓之
ゴジラ生誕70周年にあたる今年、11月3日に山崎貴監督『ゴジラ-1.0』が全国公開されました。同作は終戦直後の日本が舞台となり、当時の日本にあった軍事兵器でゴジラを倒す方法が議論されています。はたして、本作は軍事評論、アニメ評論に通じる各氏の目にはどのように映ったのでしょうか。アニメと戦争に通じた識者たちが「ゴジラ」シリーズ、「ガメラ」シリーズ、『機神兵団』、そして『桃太郎 海の神兵』……虚構のなかの日本軍を論じます。
【12月3日(日)17時～】「岸田経済対策を採点する」
中野剛志×森永康平
今年度の「経済財政白書」では、日本に「デフレ脱却に向けたチャンスが訪れている」と記されました。現在の日本経済を取り巻く状況、そして〈岸田新経済対策〉の正否について、識者はどう考えているのでしょうか。
【12月6日(水)19時～】「心の悩みの現在地」
養老孟司×東畑開人
脳と身体、文明と自然の関係を深く考察してきた解剖学者の養老孟司さんと臨床心理士として現代人の悩める心に対峙してきた東畑開人さんが、いま「心」が置かれている危機的状況を語り合います。
【12月7日(木)19時～】「選挙で連敗！ 維新の勢いは限界か？ 青山和弘の永田町未来café」
音喜多駿×三浦瑠麗×青山和弘
果たして維新は、党勢を立て直し、次期衆院選で野党第一党の座を掴むことができるのでしょうか。また、音喜多氏は政調会長として、国民にどのような政策を訴えようとしているのでしょうか。以前から維新に着目してきた国際政治学者の三浦さんと共に、青山氏が本音に迫ります。
【12月13日(水)19時～】「近現代史を訂正する力」
東浩紀×御厨貴
『訂正可能性の哲学』『訂正する力』と新刊を続けて上梓した哲学者の東浩紀さん。近現代史を反省的に顧みる力が不足していることを問題視しています。御厨さんは『近現代日本を史料で読む 「大久保利通日記」から「富田メモ」まで』など、近代日本政治史を専門として研究を続けてきました。お二人の初対談、ぜひご覧ください。
【12月15日(金)19時～】「22世紀の保守とリベラル」
先崎彰容×宇野重規
今年10月に新刊『実験の民主主義』（聞き手・若林恵）を上梓した政治学者の宇野重規さん。同書のなかでは民主主義の歴史から、現代のファンダムカルチャーやオードリ・タンのデジタル技術と政治を横断する試みまでが触れられています。先崎彰容さんはこれまで近代日本思想の研究家として、『22世紀の民主主義』著者の成田悠輔さんらと本ウェビナーで対峙してきました。お二人が現代社会における〈民主主義〉の機能不全を斬ります。
【12月27日(水)21時～】「2024年のウクライナ」
小泉悠×東野篤子×廣瀬陽子×長谷川雄之
2022年2月にロシアの軍事侵攻によって始まったウクライナ戦争。戦況は長期化の様相を呈し、すでに戦闘の開始から600日が経過しています。2024年の3月には、ロシアでは大統領選挙が行われます。これまで「文藝春秋ウェビナー」に登壇頂いた小泉さん、東野さん、廣瀬さん、新たに長谷川さんを招き、2024年のウクライナ戦争の行方を議論していただきます。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル
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