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激安!ドンキの「1万円タブレット」って、どこまで使えるの?

その名も「電子コミックス 読みまくリーダー」

2019/10/11

Google Playストアにも対応、任意のアプリをダウンロード可能

 もっとも、高望みは禁物です。例えば動画配信アプリは、YouTubeやAmazonプライムビデオは比較的安定していますが、低解像度でしか再生できないアプリも多くありますし、ポケモンGOは動作こそ可能ですがあらゆる動きがカクカクしています。またBluetoothイヤホンは機種によっては音がブチブチと途切れますし、バッテリーの減りが速いのも気になります。

 とはいえ、電子書籍のように、あまりCPUパワーを食わない用途であれば、こうした問題点はまず見られません。起動に時間がかかったり、またストア上でサムネイルが一括ではなく1枚ずつパラパラと読み込まれるような低スペック端末ならではの症状はありますが、ページをめくっている最中に反応がなくなるといった、致命的な問題はありません。

 また、プリインストール済みの4つの電子コミックアプリ以外に、Google Playストア経由で「Kindle」など一般的な電子書籍アプリを使えるのも利点です。本製品と同じ1万円前後のタブレットとして有名なAmazonの「Fire」はGoogle Playストアに対応せず、アプリの選択肢に乏しいのとは対照的です。4:3という縦横比ゆえ、見開き表示との相性も良好です。

紙の単行本とほぼ同じサイズで読めるのは大きな利点。表示しているのは電子書籍アプリ「Kindle」より澤井健著「イオナ」第1巻
こちらは見開き表示。解像度が低いため細部の描写がやや読み取りづらくなりますが、サイズ的には十分に実用レベルです
Amazonの「Fire HD 8」(右)との比較。同じ8型前後のサイズながら縦横比が違うこともあり印象は大きく異なります
「マンガKING」「ひまこみ」「スキマ」「マンガリーフ」をプリインストール。任意の電子書籍アプリもGoogle Playストアからインストールできます

microSDスロット、HDMIポート、イヤホンジャックも搭載

 また、意外なところで「オッ」と思わせる仕様もあります。具体的には、microSDスロットやHDMIポートの搭載や、最近のスマホでは少なくなっているイヤホンジャックを搭載していること、またこの価格帯のタブレットでは省かれがちなGPSセンサーを搭載していることです。実際には5GHz対応のWi-Fiが、スペック上は非対応となっているのも(Android Goの一件と絡めて考えると)興味深いところです。

HDMIポート、microSDスロットが搭載されているのも魅力。なおカメラや内蔵スピーカーはあまり期待しないほうがよさそうです