カムカムが帰ってくる! 4月8日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。大反響を受け、GWには170分の総集編(BS4K:5月1日午後1時30分~4時20分、総合:5月4日午後2時~4時59分)が放送される。NHKによれば「別の作品としても楽しめるくらい」大胆な編集を施したという。
「週刊文春」はこれまで何度もカムカムについて報じてきた。総集編が放送される今、もう一度読み返したい記事をあらためて公開する。日々鍛錬し、総集編に備えよ――。(初出:週刊文春 2021年12月23日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)
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濱田岳「無理あるなぁ」のワケ
NHK「カムカム」制作統括の堀之内礼二郎氏が、気になる「今後の見所」と「(秘)トリビア」をコッソリ明かしてくれた。
濱田岳演じる橘家の長男・橘算太の今後。昨年12月13日の放送では戦地から帰還する姿が描かれたが、
「中身は詳しく言えませんが、また出てきますよ」
実は算太役を演じるにあたり、濱田はNHKにこんなことを言っていたという。
「無理あるなぁ」
一体なぜ?
「濱田さんに13歳の子ども時代から演じて頂くことを伝えると、『無理あるなぁ』と(笑)。でも、最初の1、2話から描かれるお兄ちゃんの存在は物語の核になります。これが子役だと感情移入しにくいのではないかと思い、濱田さんの力に頼りました」
橘家の祖母・橘ひさ役の鷲尾真知子が語る。