2月中旬以降、取材班は職場に向かうA氏を目撃していた。A氏は昨年末に小倉と暮らすマンションから出ると、埼玉県の実家に一旦身を寄せた後、小倉の自宅そばにある高級マンションで一人暮らしを始めていた。
「Aさんは生真面目な性格で、診療のある日は決まって朝10時には歯科医院に車で出勤し、20時に診察を終えると、近所のコンビニで夕食を調達して、病院に戻って25時過ぎまで院内で過ごすのです」(Aさんの知人)
取材班は2月下旬、診察を終えたA氏が夕食時、職場近くのコンビニでカップラーメンを買ってお湯を注ぐ姿や、コンビニ弁当を購入する姿を何度も目撃している。
「たまに飲食店に立ち寄っても、ラーメン屋くらいのものです。小倉のインスタグラムに並ぶおしゃれな食卓とはまるで違います」(同前)
「迷惑をかける立場ではありたくない」
A氏は何を思うのか。3月10日未明、帰宅したA氏を直撃した。
――小倉さんと別居をされていると思うのですが?
「私が何か発言すれば、彼女の仕事に影響がある立場なので、本当に申し訳ないんですけれど、私は発言できません。それが彼女と一緒にいる者としての責任だと思っています」
――Aさんは、本当は小倉さんとの現状を話したい?
「彼女や子どもたちに対して、なんていうか……役に立つ立場であって、迷惑をかける立場ではありたくないので。それで、ずっと首尾一貫して生きていますから。そういう立場であることを理解していただければと。すいません」
A氏の対応は誠実だったが、頑なにも見えた。
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