10月3日18時頃の東京・神楽坂。日も落ちて飲食店の看板が灯り始め、仕事終わりのサラリーマンやOLでごった返していた。そこに現れたのは黒いバケットハットを目深に被り、黒マスクに黒いロングワンピースという全身黒コーデの若い女性。“大人の街”のなかで目をひいた。
この女性は乃木坂46の5期生、岡本姫奈(18)だ。
岡本姫奈が“大人の街”でひとり焼肉
岡本はイタリアンかき氷店に立ち寄った後、飯田橋にある焼き肉店に入っていった。国産黒毛和牛がウリの全席個室の高級焼き肉店だ。居合わせた客が語る。
「乃木坂の岡本姫奈さんが突然入ってきて驚きました。誰かと待ち合わせしているのかなと思ったのですが、同伴者はおらず、どうやら1人焼肉を楽しみにきたようです。『愛知から上京してまだ半年なんです』とお店の方との世間話を楽しんでいましたよ。飯田橋は比較的年齢層の高い街ですから、まだあどけなさが残る岡本さんは目立っていました」
1時間ほどで食事を済ませ、満足した様子で礼儀正しく挨拶をして店を後にしたという。“大人の街”で人目を気にせず好きな物をひとりで食べる。有名アイドルグループの一員として厳しい日々を送るなかで、自分へのご褒美だったのだろうか。
しかし1人でいる岡本の姿からは、“あの事件の余波”を想起してしまうのだ――。
今年2月、乃木坂46には5期生のメンバー11人が新たに加入した。日本のアイドルグループ史上最多応募数となった87852人から倍率約8000倍のオーディションを勝ち抜き合格した精鋭たちだ。
なかでも中西アルノ(19)は、グループ加入直後に齋藤飛鳥(24)や山下美月(23)を抑えて29枚目シングル「Actually…」のセンターに抜擢されるなど、大きな期待を背負う存在だった。
しかし加入後すぐ、中西が加入前に個人撮影モデルとして活動していた時期のSNSや写真が次々とSNSに投稿され、“パパ活疑惑”が浮上。岡本も、自ら未公開だった楽曲映像や他の5期生メンバーが映った動画や写真をSNS上にアップしていたことが発覚し、問題になった。