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《決定版・カーテンのお手入れ》そのままだとカビが部屋中に…「カーテン」を“手軽にキレイにする洗濯”をプロに聞いてみた

2024/05/24
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カーテン洗濯のついでにやっておきたいこと

 カーテンのみならず、窓周りはガラス窓そのものや、カーテンレール、カーテンボックスにもホコリやカビ、ベタついた汚れがついていることが多いのです。洗濯している間に拭き掃除をしておくと、せっかく洗ったカーテンを汚さずに済みます。


 もしこれといった洗剤や掃除道具が無い場合は、100円ショップでクルマのフロントガラス掃除用の使い捨てウエットシートを買ってきて、それで窓ガラスやサッシを拭くのをおすすめします。手軽に綺麗になります。

クルマのフロントガラス掃除用の使い捨てウェットシートを使って窓拭きをすると、手軽に掃除ができます ※写真はイメージ ©mapo/イメージマート

カーテンを洗っておきたいワケ

 そもそも「カーテン、今まで洗濯したことなんか一度もないけど、洗濯する意味なんてあるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、カーテンを洗濯すると、例えばこんなメリットがあります。

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・部屋の空気がてきめんに良い匂いになります

・空気清浄機をつけたかのように部屋のホコリっぽさが消えます

・白系のカーテンなら、部屋の中が一段階明るくなります

 部屋の中でもとりわけ広い面を覆う布であるカーテンには、思いのほかホコリが付着しています。さらにホコリだけでなく油煙、屋外由来の煤煙や花粉などのPM2.5と呼ばれる微粒子が付着し汚れています。喫煙しているならもちろんヤニも吸い込まれています。