解放される車

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自家用車の標準型となった“Sport Utility Vehicle(SUV)”。高い走破性でアウトドアから街乗りまで人生の愉しみをもたらす最新のSUVで、ニッポンを自在に駆け巡る。
 

※本記事の一充電走行距離(航続距離)、燃料消費率はメーカー発表のWLTCモード。価格はオプションを含まない車両本体のみ

RANGE ROVER(レンジローバー)/Autobiography PHEV P550e
55年の歴史を誇るラグジュアリーSUVのパイオニア。現行モデルは5代目で、初代から一貫して英国で設計・製造されている。写真は3.0ℓガソリンターボ・エンジンと電動モーターを搭載するプラグインハイブリッド(PHEV)モデルだ。全長5065×全幅2005×全高1870mm、車両重量2910kg、2649万円(ランドローバーコール☎0120-18-5568)

撮影協力=アバイディングクラブ ゴルフソサエティ

1台でライフスタイルが広がる

 昨今、子どもが描く車の絵は背が高く大径のタイヤを履き、トランクの代わりにハッチゲートを持つ“SUV”だ。街を行き交う車も、大半はそれだ。

 人気の秘密は、その名のとおりスポーツ性と実用性の高度なバランスとその融合にある。着座の位置が高く、視界は良好で運転しやすい。室内はミニバンと違いスポーティで、操縦する楽しみも味わえる。5人が乗車でき、後部座席のシートを倒せば大荷物が積める。悪路や雪道での踏破能力も高い。

 流麗なフォルムは乗る人に「日常から解き放たれる」感覚を持たせ、見る人をアクティブで自由なライフスタイルへと誘う。売れ筋のクルマゆえ、多様なデザインやサイズに加え電気自動車(BEV)もあり、選択肢は豊富になった。選び方次第で自由度と生活感度は変わるから、大いに迷うべし。さて、あなたはどれを乗りこなしたくなるだろうか。

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source : 文藝春秋 2026年6月号

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