「文藝春秋」の編集者が明かす、電子版限定の“ここだけの話”
「名品探訪(めいひんたんぼう)」という連載をご存じですか?
文藝春秋が100年を迎えるにあたりジャンルを広げるべく、2021年から始まったファッション連載です。巻頭のカラー頁でスーツや靴、ジュエリーといったアイテムのほか、最近は寝具やお酒、贈り物なども紹介しています。
キラキラした誌面だから、「作るのは苦労いらずでしょう」「取材がなくていいなぁ」と言われることがあります。もちろん、編集作業は楽しいです。でも、「裏方はつらい~」と一人ごちてもいます。2026年1月号は、撮影に28時間もかかりました。デスク会議でそれを伝えると「なんで?」と問われて、びっくり。28時間は連載で史上最長であるものの、商品撮影(通称ブツ撮り)でも「時計」「ジュエリー」「車」は“三大光りモノ”といって大変時間のかかる難物です。いつも編集部の隅っこで作業しているから、様子が伝わりづらいのかも? これはいかん、ファッション撮影についてちょこっとお話しさせてください。
ファッションは流行や新作を追う雑誌が多いなか、「文藝春秋」は政財界の記事が多い硬派な雑誌です。トレンドだけでは納得しない知的好奇心の旺盛な読者に向けて、歴史や職人哲学、ときに時事的な内容を絡めて名品を語れるストーリーを探ります。1月号で取り上げるのは腕時計と決まっていました。これをどう見せるのか。2026年の干支は馬です。時計がこの激動の時代をともに駆け抜ける相棒であることを表現したいと考え、「時を駆ける」というタイトルで、馬にちなんだ写真を目指すことにしました。
時計に詳しいライターさんはさすが、馬に関連する時計をすぐリストアップしてくれました。スタイリストさんは馬の小道具をいくつも見せてくれたのですが……馬といってもいろいろありますね。

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source : 文藝春秋 電子版オリジナル

