83歳で没してから5年、再び脚光を浴びる“魔女”の実像
「普通に生きていたら見られないものを見せてもらって、細木先生には感謝しています」(細木の元マネジャー)
「女性スタッフとの相性が悪くて『会話が合わない』とか『着ている服が気に入らない』とかという理由で、何人もクビになった」(番組スタッフ)
ある人にとっては「人生を教えてくれた恩人」。ある人にとっては、「トラウマ」――。
占い師・細木数子の半生を描いたNetflixドラマ『地獄に堕ちるわよ』がヒットしている。細木を演じる戸田恵梨香の怪演も話題となり、配信初週から国内の視聴ランキングで1位となった。

ドラマは「事実に基づいた虚構」と前置きしながらも、細木に自伝小説を書いて欲しいと頼まれた女性作家の目を通し、細木を取り巻く「光と影」が描かれる。なにが「虚」で、なにが「実」なのか。細木と向き合った人々を訪ね歩いた。
◇
「移動は、マイバッハやロールスロイス・ファントム、センチュリー。東京と京都の自宅に置いて、僕が運転手をしていました。
洋服も好きでした。アルマーニが特にお気に入りでしたが、ルイ・ヴィトン、ヴァレンティノの店員も自宅に来て、仮縫いを繰り返していた。宝石は億単位なので僕が触るわけにもいかず、宝飾管理専門の男性がいて、アタッシュケースに入れて持ち運び、収録の度に衣装に合わせて選んでましたね」
そう語るのは、細木のマネジャーを務めていた萩原徳和(48)だ。ドラマの時代設定は、細木が“視聴率女王”と呼ばれた2005年。まさにその頃、毎日一緒に行動していたのが萩原だった。
細木と出会ったのは80年代。実家が、神楽坂の細木の自宅に程近い場所で料理屋を営んでいたことから、幼少期から交流があった。
「はじめは、会えばお小遣いをくれる近所のおばちゃんでした。ときどき小言も言われるけど、高級焼肉を食べさせてくれたり、小中学生の時から『内緒だぞ』って、パチンコに連れて行ってくれたり(笑)」
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