〈番組概要〉
今回の「+JOURNAL」のテーマは「刑事司法改革に”本当に必要なもの”」。ゲストは元厚生労働省事務次官・全国社会福祉協議会会長の村木厚子さんと、ジャーナリストの江川紹子さんです。
今国会で成立の公算が高い刑事訴訟法の改正案。再審開始決定に対する検察の抗告を原則禁止するなど、「冤罪被害者の迅速な救済に繋がる」として期待の声も上がっています。
こうした再審制度の見直しの中で、村木さんが今年3月に上梓された『おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方』が注目を集めています。村木さんは厚労省時代、2009年に郵便不正事件で逮捕・起訴され、164日間にわたって勾留。翌年に無罪が確定し、職場復帰を果たしました。
後編では、冤罪を生む構造や検察・裁判所の問題点、そして“絶望的”ともいえる刑事司法を変えるには何をすべきかを、お二人に議論していただきました。
〈ゲスト〉
・村木厚子|元厚生労働省事務次官・全国社会福祉協議会会長
1955年生まれ。高知大学卒業後、1978年、労働省(現・厚生労働省)入省。女性や障害者政策などを担当。2009年郵便不正事件で逮捕され、10年無罪が確定し復職。13年から厚生労働事務次官。15年に退官し現職。困難を抱える若い女性を支える「若草プロジェクト」代表呼びかけ人なども務める。
・江川紹子|ジャーナリスト・神奈川大学特任教授
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、神奈川新聞記者を経て88年にフリーに。カルト問題、冤罪事件など数々の取材・執筆を行う。2020年から神奈川大学国際日本学部の特任教授も務める。著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』など多数。
〈MC〉
・高橋郁也|文藝春秋PLUS編集部
1993年、神奈川県小田原市出身。2018年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。「文藝春秋」編集部を経て「文藝春秋PLUS」編集部に所属。
source : 文藝春秋 PLUS動画

