第81回読者賞は昨年12月9日、選考顧問の片山杜秀氏、本郷和人氏、三浦瑠麗氏、弊社社長・中部嘉人の4名の立ち会いのもと、読者の皆さまの投票結果を踏まえて選考にあたり、下記のように決定いたしました。
村上春樹氏の「猫を棄てる」は、村上氏が初めて亡き父について綴った記事でしたが「戦争と人生について改めて考えさせられた」と読者から高い共感を得ました。
グレッグ・ケリー氏のインタビューは、自身も逮捕された、「ゴーン元会長事件」の真相を記したものでしたが「検察情報だけではわからない、世界的に関心の高い事件の内実が理解できた」と高い評価を得ました。
ご投票いただいた読者の皆さまに感謝いたします。
★受賞作
猫を棄てる―父親について語るときに僕の語ること(2019年6月号)
村上春樹(むらかみはるき)
西川廣人さんに日産社長の資格はない(2019年7月号)
グレッグ・ケリー
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source : 文藝春秋 2020年2月号