西洋式のゴルフ場が国内に誕生して1世紀あまり。日本ならではの美しさを湛えた名コースの四季の絶景を、世界を舞台に撮影をするカメラマンが捉えた。

東京ゴルフ倶楽部
春。1914年に「日本人による日本人のためのゴルフクラブ」を掲げ開場。現在の狭山には1940年に移転。「土砂降りの未明に半ば諦めつつコースへ。しかし日の出の瞬間、雨が上がり、眼前に神がかった光景が広がった」

富嶽カントリークラブ
春。各ホールから富士山を望むコースには約2000本の桜。「富士と桜は、世界中の誰もが焦がれる風景です。天気の変わりやすい富士山で、一瞬しかない桜の旬と壮大な富士の美しさを収めることのできた幸運な一枚です」
耽溺必至の国内絶景コース
光と影が名門コースの未知なる表情を浮き彫りにする。全米オープンが開催されるペブルビーチ、“聖地”セント・アンドリュースなど世界の名コースを撮り続けてきた宮本卓は、近年になってその眼を国内コースに向けている。
「日本のコースには、欧米とはひと味違う四季折々の美しさがある。山海を借景とした風光明媚という言葉がふさわしい光景です」
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source : 文藝春秋 2026年11月号

